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zoom RSS 津波に耐えたくるみは、濃いくるみ味がした。宮古のごっつお

<<   作成日時 : 2012/01/01 18:23   >>

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あけましておめでとうございます。

誰の気持ちの中にも想像を超えた思い出をつくってしまった2011年。
その分、いい年になって欲しい。
そんな気持ちを胸に新しい年が明けた。

贅沢なおせちなどは用意しない。
今年は筑前煮とタコの甘酢、煮豚、黒豆、昆布巻き、
紅白かまぼこと伊達巻・・・。
そして宮古の新年にはお雑煮にくるみが欠かせない。
「くるみ味がすんがね」とは「いづばんうんめぇ」を意味する方言のようだ。
ということは宮古は昔から一年の計を「いづばんうんめぇ」を食べてきた
なんともグルメな地域だったのだろう。
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その「くるみもーず」、若い頃は全国どこでも雑煮に必ず付いてくるものだと信じていた。
初めて東京で正月を過ごした19歳のとき、甘味の店で雑煮を注文しクルミがついてこないので
それを催促し怪訝な顔をされた思い出がある。
残念ながらこんなうまいもの、宮古ほか岩手県北の一部だけの食なのだという。

宮古では年末にはクルミを用意する。
父さんがクルミを割り、子供たちが剥いて、お母さんが摺って蜜を加えて作る。
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かつてはどこの家でも見られた宮古の暮れの風景。
いまはできあいのものもあるけれど、正直まったくおいしくない。
くるみ味がしないのだ。
剥いて売っているのと自分で割ってつくるのと較べると
やはり手をかけた方が断然くるみ味が濃いと思う。
ちなみに今年のうちのクルミは閉伊川河川敷の津波に耐えたもの。
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大晦日に割って剥き、あとは文明の利器の助けを借りた。
割り30分、剥き2時間、調理時間15分。
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甘みはざらめ、隠し味は都の塩。
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当たり鉢を使わなくたって津波に耐えたくるみは、濃厚なくるみ味がした。
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今年もよろしくお願いします。     宮古のごっつお

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コメント(2件)

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くるみもーづの味付で写真の小鍋の色付の液体は何でしょうか?ざらめ液?宮古の実家からくるみ摺ってもらって送ってもらいました。味ッコはさどーど塩でやんだぁがよぉ。と母に教えてもらいました。その家々で色々なんですね。
東京にはくるみもーづはないですね。昨年のしめ秋刀魚でもコメントさせていただきました。今年もよろしくお願いします。
カズコ
2012/01/04 00:37
カズコサン・・・うちのおかんと同じです 和子です

>小鍋の色付の液体は何でしょうか?ざらめ液?
はい、そうです。かなり甘めのザラメ蜜。これに宮古の塩でいい塩梅をつくります。クルミはしみじみうまいです。

OCCO
2012/01/04 01:06

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