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zoom RSS マグロに出世したマンボウ。

<<   作成日時 : 2011/01/19 17:12   >>

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Q 骨の写真から何の魚か推察せよ?
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この問に正しく答えられるのは、たぶん「さかな君」ぐらいなものでしょう。
正解は、マグロです。うそです。マグロはこんなカタチしていない。
はい、「うそまぐろ」が正解です。回転すしでくるくる回っている、
みなさんがネギトロだと思って食べているあれが、
すべてとは申しませんが実はこれ。
正しくはアカマンボウ(マンダイ/万鯛)。
万鯛とはいってもこれもうそ、鯛の仲間ではありません。
本名だと売れないので、どうにか売るために付けたなんちゃって鯛なのです。
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アカマンボウはマグロ延縄漁などでの外道として漁獲されます。
値段はマグロの何十分の一。かつてはマンダイとい名で安価な刺身や
切り身でなどで親しまれていたのです。
しかし、その身質や味が不幸にもマグロに似ていていたために、
マグロのバチもの=なんちゃってマグロとして切り身、
ミンチにしネギトロとして利用されるようになったのだそうです。
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でも、このネギトロ(風)が、回転寿司では常に上位ランクされる人気ダネになってしまった。
(ちなみにトップはあの色鮮やかなチリサーモン)。最近は魚の町(旧サーモンランド)宮古の
スーパーでもよく見かけますが、このうそっこ具合がかなりすごい。
安価なメバチやキハダ、ビンチョウなどのくず肉のミンチに食用油、マーガリン、マヨネーズ、
合成色素、化学調味料、などなどを混ぜて、
味も見映えもかなりそれっぽくつくられた人工ネギトロなのです。
あれ、でもよく見ると「ネギトロ風?」ですね。
そうか。「トロ」とは大正のころ、人気のなかったマグロの脂身を
「口の中にいれるとトロっとするから」という、自然発生的に生まれた呼称。
バチものでもトロっとするから、ネギトロでいいじゃないかといわれたら、
はいそうですね、というしかないのです。

バチものにされたアカマンボウはけっこうおいしい魚なのに、
人様の利害のためにとんだ扱いになってしまいました。
実は私、この遺骨写真の身の部分をマカジキといわれ、おいしくいただいたのです。
うまかっすよ、と伝えたら、笑われました。私の舌なんて、そんなもんです。
いいんだか悪いんだか、どこかでしっかり線引きしないと。

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